敷地は、主要幹線道から少し入った、閑静な住宅地にあります。前面道路は4mと狭く、東、南を隣家によって閉ざされた台形敷地です。
当初から施主は明確な住まい像をお持ちで、それをこの敷地の持つ特性と調整する事から住まい創りはスタートしました。
建物は明るく開放的に、そして通風重視。これを実現させる為、塞がれていない東南角及び上方へ大きく開き、光を採り入れ、視線が空へと抜ける様に考えています。北、西方向へは横長のスリット窓として、プライバシーは保ちながら風や視線が抜ける様にしています。
また、東南角にはヤマボウシを植え、目を楽しませると共に柔らかい目隠にと考えました。
仕上は床に濃い目の色調で引き締まった印象の無垢フローリング（ケンパス）、天井・壁はビニルクロス。キッチン・収納はオリジナルの作付家具としています。断熱にはアイシネンを使用。

敷地面積／75.96m*m（22.49坪）
地域規制／第1種住居地域、第5種高度地区、法第22条区域
容積率／160％　建ペイ率／60％
構造・規模／鉄骨造　地上3階　
床面積／100.08m*m（30.23坪）
　　　　　　　　　　3F 23.14　2F 35.62　1F 41.32