息が切れる、と言う表現が当てはまる急な坂道のほぼ終着点に、この住まいはあります。
道路側から見ると、こじんまりとした印象を与えますが、玄関を入ると広がりのある階段室が迎えます。さらに奥へ進み扉を開けると、目の前に広がるのは街並から大阪湾、そして紀伊半島や淡路島までをも臨むLDとテラス。施主はこの眺望に惚れ込み、ここに住まいを創りました。
要望は、眺望を生かした自然な質感の明るく、開放的な住まい。しかし、敷地の半分は2段からなる10m近い崖、平面型は旗竿型、さらに北側斜線が5mと、眺望以外は非常に条件の悪い敷地でした。
さて、仕上げです。床は杉フローリング（無垢）。天井・壁はビニルクロス（減額で残念ながら変更）です。キッチン・洗面等はもちろん、オリジナルでコーディネート。（写真には、これまたオリジナルの水切棚が間に合ってません。残念）断熱材はアイシネンです。

敷地面積／100.02m*m（30.21坪）
地域規制／第1種低層住専地域、第1種高度地区、宅地造成規制区域
容積率／100％　建ペイ率／60％
構造・規模／木+鉄筋コンクリート造　地上2階　地下1階
床面積／136.98m*m（41.38坪）
　　　　　　　　　　2F 46.08　1F 50.13　BF 40.77

詳しくは、左の”ある住まい”をどうぞ。