AKARI
"AKARI"は、障子の和紙を通した太陽のひかりと同じです。むき出しの電気は、
和紙の魔術によって自然のひかり - 太陽 - となりました。"AKARI"は、
私たちの夜を包む、あたたかさとなることでしょう。 イサム・ノグチ
置く場所を選ばず、その場に馴染む。誕生以来5０年をこえ、世界中で愛される所以だ。
AKARIは、古くから美術工芸品として知られる、岐阜提灯の世界戦略として生まれた。日本古来の
和紙を通した光の美しさ、柔らかさ、あたたかさ、を再認識させてくれる。そればかりではない。
私たちの廻りで消え去ろうとしている伝統の中に、新たな"AKARI"が幾つも存在していることも、
暗示しているのだ。 しかし、それにしても悲しいことだ。
コピーがあまりにも多いのだ。このような状況下では良質のデザインは、生まれ育つ余地がない。